エンディングノートとは?遺言書との違いと基本のキ

エンディングノートと聞くと「終活をしている人が書くもの」というイメージがあるかもしれません。
しかし、実際は50代・60代からの相続準備や、家族への思いやりとして、多くの方が関心を持つようになっています。

本記事では、エンディングノートとは何か、遺言書との違い、そして書くことで得られるメリットについて解説します。


目次

エンディングノートとは?

エンディングノートとは、自分の人生の最期に向けての希望や、家族に伝えておきたいことを自由に書き記すノートのことです。

記載内容に法的効力はありませんが、自分の想いや希望を家族に伝える手段として、多くの人に活用されています。


遺言書との違いは?

比較項目エンディングノート遺言書
法的効力なしあり
書き方自由形式法律で定められた形式が必要
目的想いや希望を家族に伝える
相続財産の分配などを法的に明確にする
主な記載内容医療・介護・葬儀・メッセージなど財産分与、相続人の指定など

遺言書は相続を法的に定めるための書類ですが、エンディングノートは「気持ち」や「希望」を伝えるためのものです。
両方を併用することで、相続の準備をより丁寧に進めることができます。


なぜ今、エンディングノートが注目されているのか?

高齢化・終活の一般化

日本は超高齢社会を迎え、多くの方が「自分の死後、家族に迷惑をかけたくない」と考えるようになっています。
そのため、終活の一環としてエンディングノートを書く人が増えています。

家族との関係の変化

核家族化や単身世帯の増加により、家族が何を望んでいるか分からないケースも少なくありません。
エンディングノートは、その橋渡しをする役割も果たします。


書くことで得られる安心感

エンディングノートを書くことで、自分の気持ちを整理できたり、「万が一のときにも家族が困らないようにしておきたい」という安心感が得られます。

さらに、ノートを書くことで家族との対話のきっかけが生まれ、将来の介護や医療について話し合いやすくなるというメリットもあります。


まとめ|エンディングノートは“相続準備の第一歩”

エンディングノートは、法的な効力はありませんが、自分らしい最期を迎えるため、そして家族の不安や負担を減らすための大切な準備のひとつです。

まだ先のこと…と思っていても、いざというときは突然やってきます。
エンディングノートの作成に締切はありません。気になった時が始めるタイミングです。今から少しずつでも、エンディングノートの準備を始めてみましょう。


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