エンディングノートに書くべき7つの項目|家族に伝えるべき情報とは?
エンディングノートを書こうと思っても、「何から書けばいいのか分からない…」という方は多いのではないでしょうか?
今回は、行エンディングノートに書いておくべき「7つの代表的な項目」をご紹介します。
これらを押さえておけば、家族に必要な情報をしっかり伝えることができ、相続や介護の場面でも役立ちます。
1. 基本情報(プロフィール)
まずは、自分の基本的な情報から書いておきましょう。
- 氏名(ふりがなも記載すると◎)
- 生年月日・本籍地・住所
- 家族構成や緊急連絡先
- 保険証やマイナンバーの有無・保管場所
災害時や医療機関での手続きでも、この情報が役立つことがあります。
2. 医療・介護に関する希望
「万が一、判断能力が低下したときにどうしてほしいか」を書いておくことで、家族の負担を大きく減らせます。
- 延命治療の希望
- かかりつけの病院・主治医
- 介護が必要になったときの希望(施設か在宅か等)
- 臓器提供の意思
元気なうちにこそ考えておきたい項目です。
3. 財産に関する情報
相続手続きでは、財産の情報を家族が正確に把握できるかどうかが重要です。
- 銀行口座(金融機関名・支店名)
- 有価証券・不動産の有無
- 借金やローンがあればその詳細
- 貴重品・へそくり・金庫の場所
なお、金額までは書かなくても、存在だけ記しておくだけでも家族にとって大きな助けになります。
4. 相続や遺言についての考え
法的な効力はないものの、自分の気持ちを伝えておくことで、遺産分割時のトラブルを減らせます。
- 誰にどのように財産を渡したいか
- 遺言書の有無と保管場所
- 相続人以外に渡したい人がいる場合の理由 など
正式な遺言書と併用するのが理想です。
5. 葬儀・お墓についての希望
死後の希望を明確にしておくことで、残された家族が悩まずに済みます。
- 葬儀の規模(家族葬・一般葬など)
- 宗派・宗教
- お墓の場所・納骨方法
- 遺影や遺品の扱いについて
希望通りにしてほしい内容は、理由もあわせて書くと伝わりやすくなります。
6. デジタル情報(SNS・サブスクなど)
意外と見落としがちなのが、スマホやネット上のアカウントです。
- SNS(Facebook、Instagram、Xなど)
- メールアドレス
- ネット銀行・証券口座
- 動画・音楽などのサブスクリプション
- スマホやパソコンのロック解除方法
アカウント停止や削除の手続きも家族の手に委ねられます。
7. 家族へのメッセージ・伝えたい思い
一番大切ともいえるこの項目。形式にとらわれず、自由に書いてみましょう。
- 家族への感謝の言葉
- 今後の希望やアドバイス
- 子どもや孫へのメッセージ
- 大切にしてきた価値観・生き方
文章でなくても、箇条書きや手紙形式でも構いません。あなたらしい言葉で気持ちを残してください。
まとめ|自分の言葉で、家族に“情報”と“想い”を届ける
エンディングノートは、「法的な書類」ではなく「家族に伝えるための手紙」のようなものです。
正確に書く必要はありません。大切なのは、「書いておくこと」。
市販のエンディングノートを使って、必要な項目だけ記入するのもよいでしょう。まずは気負わずにできる範囲で書き始めてみるのがおすすめです。
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